不動産屋によって扱える物件に違いあるの?【後編】
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不動産屋による囲い込み
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上記のように、
自社のみでお客様を見つけるため、
売主様の物件情報を他の不動産屋に出さない行為を、
”囲い込み”と言われています。
通常の仲介では、
お預かりした物件を広く宣伝するために、
物件情報を他の不動産屋にも情報提供します。
そのために、
不動産屋専門のサイト”レインズ”が存在します。
売主のお客様の立場から考えると、
買っていただくお客様に広く宣伝してもらい、
なおかつ、早く買っていただくお客様を、
見つけて欲しいと思っていると思います。
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なぜ、不動産屋による囲い込むのか?
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現実問題として、
不動産屋による”囲い込み行為”があるのは事実です。
それは、
お客様から預かった物件を、
買い手のお客様まで結びつけて、
2倍の報酬を得たいからです。
なぜ、囲い込み行為が禁止されているかというと、
不動産業者が抱え込んでしまうと、
買おうとするお客様に目が届くチャンスが減るからです。
つまり、
売却の依頼をした不動産屋が囲い込みすると、
●お願いした売主様が”損”をする
◯お願いされた不動産屋が”得”をする
そんなことになります。
頼んだ不動産屋の欲望のせいで、
お客様が損する形になるのは納得出来ないと思います。
そんな事実も知った上で、
信頼のおける不動産屋にお願いしましょう。
実際に囲い込みをされている不動産屋は、
数は少なくなって来ていますが、
無くなる様子はありません。
ですので、
気になる物件があれば、ご相談だけいただく事も可能です。
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不動産屋で扱えない物件はどんな場合か?
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不動産屋が扱えない物件も存在します。
それは、”売主が不動産業者”である場合です。
売主が不動産業者である場合、
売主自身となるため、
仲介させるどうかは売主が決めることが出来ます。
そのため、扱わせていただけるかは、
売主の不動産業者の自由に決めることが出来ます。
COCOからは、以上で?す!
投稿日:2021/08/26 投稿者:内川 良太郎