不動産屋によって扱える物件の違いがあるのか?
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結論から言うと、
”どこの不動産屋も扱える物件は、ほぼ同じです”。
つまり、
どの物件でも、どの不動産屋でも同じように、
扱うことが出来ると言う事です。
ではなぜ、
不動産屋によって扱っている物件が違って、
扱う物件の数が違うのでしょうか?
それは、
世に出回っている多くの物件が、
”仲介”という形で不動産屋と契約をしているからです。
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売主様の仲介料と、買主様の仲介料
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不動産屋の扱える数の違いを説明する前に、
不動産屋の報酬について説明しておきます。
仲介手数料には、
”売主側仲介手数料”と”買主側仲介手数料”
が存在します。
つまり、
売主側と買主側との2種類があるんです。
不動産屋は、
出来ることなら、この両方を欲しいと思っています。
そのため、
売主様から物件を預かった場合、
その物件を他の不動産屋にその情報を出さずに、
自分の会社だけで買主様を見つけれたら、
その仲介手数料の報酬が2倍になるんです!
そのため、
報酬を2倍にするため、
自社のみでお客様を見つけたいから、
売主様の物件の情報を出さないようにする、
そんな事実があります。
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不動産屋による囲い込み
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上記のように、
自社のみでお客様を見つけるため、
売主様の物件情報を他の不動産屋に出さない行為を、
”囲い込み”と言われています。
#ここテストに出ます
通常の仲介では、
お預かりした物件を広く宣伝するために、
物件情報を他の不動産屋にも情報提供します。
そのために、
不動産屋専門のサイト”レインズ”が存在します。
売主のお客様の立場から考えると、
買っていただくお客様に広く宣伝してもらい、
なおかつ、早く買っていただくお客様を、
見つけて欲しいと思っていると思います。
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なぜ、不動産屋は囲い込むのか?
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現実問題として、
不動産屋による”囲い込み行為”があるのは事実です。
しかし、それは禁止されています。
それは、
お客様から預かった物件を、
買い手のお客様まで結びつけて、
2倍の報酬を得たいからです。
なぜ、
囲い込み行為が禁止されているかというと、
不動産業者が抱え込んでしまうと、
買おうとするお客様の目に届くチャンスが
めちゃくちゃ減るからです。
つまり、
売却の依頼をした不動産屋が囲い込みすると、
✖️お願いした売主様が”損”をする
◯お願いされた不動産屋が”得”をする
頼んだ不動産屋の欲望のせいで、
お客様が損する形になるのは
許されないことだと思います。
そんな事実も知った上で、
信頼のおける不動産屋にお願いしましょう。
実際に囲い込みをされている不動産屋は、
数は少なくなって来ていますが、
無くなる様子はありません。
#囲い込み禁止だよ
ですので、
気になる物件があれば、
ご相談だけいただく事も可能です。
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不動産屋で扱えない物件はどんな場合か?
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不動産屋が扱えない物件も存在します。
それは、”売主が不動産業者”である場合です。
売主が不動産業者である場合、
売主自身となるため、
仲介させるどうかは売主が決めることが出来ます。
そのため、扱わせていただけるかは、
売主の不動産業者の自由に決めることが出来ます。
COCO不動産では、お客様お一人お一人に、
価値ある知識を提供させていただいております。
賢く買えば、無駄な出費が無くなります。
(不動産屋の言いなりにならないように)
人生で一番大きな買い物だからこそ、
正しい知識を付けてください!