”市街化区域”と”市街化調整区域”に分かれています。
と言われても、
どういうことか、分かりませんよね・・。
ご安心下さい。
ちょっと長くなりそうですが、
大事な事なので、ちゃんと説明します。
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市街化区域とは
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すでに市街地を形成している地域及び、
概ね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域
→簡単に言うと
”人が住むのにオススメしているエリア”、
ということです。
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市街化調整区域とは
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市街化を抑制する区域
→要するに、”人を住ませたくないエリア”、
つまり、農地等に使って欲しいエリア。
ということです。
つまり、
土地は場所によって、色付けされて、
はっきり線引きされて分けられているんです。
#テストに出ます
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Q.いつ決まったの?
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→昭和46年9月です。
”市街化区域”と”市街化調整区域”に
分けるよう線引きをされました。
倉敷市の歴史の中では、
一時期、市街化調整区域内でも家を建てる、
”開発許可を行なっていた時期”もありましたが、
平成24年11月に改正され、家を建てれなくなりました。
#これはテストに出ません
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Q.なぜ、この線引きが行なわれているのか?
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それは、
行政の方針として、
線引きを行うことにより、
”住居や店舗等を密集させる”ことに狙いがあります。
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Q.なぜ、住宅や店舗を密集させたいと思うのか?
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それは、
行政としたら、コンパクトシティ(小さくまとまった町)の方が、
後々のインフラ(道路・水路・下水等)整備を行う際に、
整備するエリアが小さくなれので、
掛けるお金が少なくてよくなります。
#難しい話だけど
#何とか付いて来てください
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Q.では実際に、何にお金がかかるのか?
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それは、道路・水路・下水・水道など、
公共施設として行政が管理を行なうインフラが、
あちらこちらに散らばっていると、管理しづらいやん。
この公共施設がエリアが狭い所にまとまっていると、
お金をかける広さが狭くて済むから、
行政は、線引きを行なって街の形を
コンパクトにしようとしているんです。
そういった狙いがあって、”線引き”をしているんです。
#ここまで頑張って読んでくれてありがとう
#もう少しで終わります
ここまでの説明で、
”市街化区域vs市街化調整区域”
どっちが土地の値段が高いかは、
なんとなく分かりますか?
・・そうです。
”市街化区域”の方が、”価値が高い”んです!
私は何もこだわりが無ければ、
”市街化区域”の土地を選ぶことを、
オススメします。
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私個人の見解(見て見ぬふりして構いません)
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ここから先は、私の個人的な意見ですが、
どの自治体の税収も、この先減り続けます。
そのため、
今までどおりの税金の使い方を見直し、
税収の使い方を考える時期が近い将来、
必ず訪れます。
#インフラ設備にもお金がかかるしね
その時に、
市街化調整区域のインフラについて、
お金を使わない方向に進むことは、目に見えてます。
つまり、
市街化調整区域のインフラ整備を、
切り捨てないといけない日がいつか来るかもしれない。
特に、
市役所(公務員)の皆様は、
理屈が通らないことは、まずやりません。
元公務員の私の勝手な憶測にはなりますが、
それなりに説得力はあるとは思います。
COCO不動産では、お客様お一人お一人に、
価値ある知識を提供させていただいております。
賢く買えば、無駄な出費が無くなります。
(不動産屋の言いなりにならないように)
人生で一番大きな買い物だからこそ、
正しい知識を付けてください!
COCOからは、以上で~す!